アクエダクト競馬場はアメリカ・ニューヨーク近郊にある競馬場です。
第一回ブリーダーズカップが行われた競馬場です。

★★行き方★★

アクエダクト競馬場へは、マンハッタンから地下鉄で行くことが出来ます。マンハッタンからだいたい一時間程度です。
マンハッタンの地下鉄「A」に乗ってジョン・エフ・ケネディ(JFK)空港方面に行きます。
地下鉄「A」は競馬場近くで分岐して分かれているので、「Far Rockaway」方面行きに乗ります。「Lefferts Blvd」行きに乗ると競馬場方面に行きませんので注意してください。
JFK空港(駅名は「Howard Beach JFK Airport」)のひとつ前の駅「Aqueduct - North Conduit Av 」で降ります。
駅を降りたら、マンハッタン方面から来た場合は、進行方向の反対側に競馬場への臨時出口がありますのでそちらに出ます。そうするとすぐ前が競馬場です。歩いても行けますが駅から入り口までバスが出ていますので乗ったほうが楽チンです。ただ、駐車場の中を回っているだけのバスなので、歩いても大したことはありません。
帰りは競馬場の目の前にマンハッタン方面行きのホームがあります(「Aqueduct Racetrack」駅)ので、そこから乗れば楽ですが、「Metro Card(メトロカード)」がないと入れませんので、あらかじめ買っておきましょう。

駅からスタンドが見えます
★住所★
Aqueduct Race Track
110-00 Rockaway Blvd.
Jamaica, NY 11417


★★賭け方★★

をご覧下さい。


★★観戦記(店長の情報)★★
2001年1月12・13日の観戦記

今回、約10年ぶりにアクエダクト競馬場に行ってきました。
とっても懐かしかったのですが、記憶の限りでは10年前とほとんど変わっていない感じでした。
内側のコースは除雪されておらずよくわからなかったのですが、おそらく最近のアメリカ競馬の流れとして「芝コース」が出来ていると思います。パドックはスタンドの前に設置されており、ちょっと珍しい感じでした。

パドック横からの全景
クラブハウスの入場料は3ドルでした。
入場料を払って中に入ると、さすがに冬は寒いニューヨークの競馬場だけあって、スタンド内は暖房が効いていて外とは遮断されているので暖かく快適でした。
プログラムは1ドル50セントでした。プログラムを買っていざ参戦!


正面入り口
ちょっと話がそれますが、昨日泊まっていたホテルは空港のすぐ近くにあって、競馬場に行くにはとても便利がよいところだったのですが、ホテルのコンピュータが壊れているらしくて外線電話が出来なかったのと、ホテルの周りが空港貨物の会社みたいなのばかりあって他に何もなく、競馬以外の時間がとても暇になりそうだったため、今日はホテルをマンハッタンに変えました。午前中にホテルを探してチェックインしてから競馬場に来たため、初日は5レースからの参戦となりました。
話を戻しますと、ここの競馬場もご多分に漏れず、アクエダクト競馬場のほかにもアメリカで開催している競馬の馬券が買えるようになっています。あんまりたくさん買うと訳がわからなくなるので、今日はアクエダクトとマイアミのガルフストリームパーク競馬場の2ヶ所を買うことにしました。
しばらくハズレが続き、これはいつものパターンにはまってきたかと思っていたら、ガルフストリームパークの方が当たり、アクエダクトの最終レースも当たったため、初日は20ドルほどのマイナスですみました。まあ肩慣らしとしてはまずまずかと思い帰りました。
で、帰ろうと思ったところで問題がありました。
競馬場のすぐ脇に帰りの電車のホームがあり、そこに行って中に入ろうとすると、なんと買っておいた「トークン
(地下鉄に乗るときにつかう専用コイン、1個1ドル50セント)」を入れるところがない・・・で、ちょっと競馬場の方に戻ってみると、通路のところに「Metro Cardがないと入れません」と書いてある・・・。
結局その駅からは帰れず、行きに降りた駅と同じ駅まで戻ってホテルに帰りました。
翌日のためにメトロカードを買ったのはいうまでもありません。

これがメトロカード、買っとけばよかった・・・
翌13日は、第1レースに間に合うようにちゃんといきました。が、地下鉄「A」の分岐するところから先の空港方面の路線が工事中で、競馬場の一つ手前の駅で降りました。駅の外へ出ると代替輸送のバスが止まっていて、競馬場に行きそうな人(?)がたくさん乗っていっているのでそれに乗りました。バスのドライバーが「空港に行ってから競馬場に行きます」と案内するとバスの中は大ブーイング・・・でも結局バスは空港でお客さんを降ろしてから競馬場前にいきました。

今日は日本の競馬場ではたぶん起こらないことが起こりました。3レースで馬がゴールして「あーあ、またハズレた」と思ってたら、掲示板に上がった番号が当たりの番号になっている。「?」と思っていると少しして番号が消えて、次に正しい番号が表示されました。単なるボタンの押し間違いか何かなのでしょうか?なんともアメリカらしい感じです。日本だったら考えられない感じですね。
ハズレ馬券・・・
地下鉄の時刻表 で、結局この日もいつもどおり当たらず、順当にお金を減らしてしまいました。まあ今回出張の最初の競馬場ですので、次に期待ということで帰りました。帰りももちろん行きと同じ代替バスで戻りました。3日間ほど工事らしく、明日の空港行きも電車は使えません。せっかく買ったメトロカードの意味が・・・。


店長の情報(1990年の観戦情報)★

店長の海外競馬歴はこの競馬場から始まっています。すなわちここが始めて行った海外競馬場です。
ここはマンハッタンから地下鉄で行けるので便利です(ちょっと時間がかかりますが)。私が行ったのはかれこれ10年程前の話ですが、その当時はまだ地下鉄の田舎のほうの駅には落書きがあって、いかにも「ニューヨークらしい」という印象でした。当時は多少怪しげな駅でしたが、今はもう少しきれいになっているのかもしれません。
なぜこの競馬場に行くことになったかというと、私は友人と2人でニューヨークに遊びに行っていたときに偶然にも場外馬券売り場(OTBといいます)がタイムズスクエアーにあるのをみつけ、嫌いな方ではない私たちはたちまちそこに引き込まれ、わけもわからず馬券を買ってわくわくしてスタートを待っていました。その場外馬券売り場には画面があり、オッズなどが表示されていました。
いよいよスタートになり、ゲートが開きました。と、ところが画面に移ると予想していたお馬の走るところはいっこうに写らず、ただオッズ表示のままで、他のお客さんは音声の中継に熱中していました。もちろん英語などわからない我々は、何の馬がきたか、自分の馬券は当たったのかまったくわからずしばし呆然としていました。
しばらくして画面に結果が表示され、我々は自分の馬券が当たらなかったことがわかりましたが、これではちっとも面白くないということで「これはどこかで実際に馬が走っているはずだ!」ということで場所を聞きながら馬場へ行ったという次第です。
その当時のアクエダクトは、これまた当時の大井競馬場のようなこじんまりした地方競馬といった感じの競馬場でした。お客さんもぱらぱらという感じで、買い方もよくわからない私たちは読めない英語の案内を頼りに少しだけ買ってみたりしていました。
海外の競馬場に行くと「どこでも同じだなー」と思うのは、ゴール前の叫びと、いろいろと話してくるおじさんが必ずいるということです。ここでは「この馬が強えーと思ったんだよなー!」とかおじさんが英語で話してきた(多分そうだと思う)りして、競馬の好きな人たちには共通点があるんだなあと感心した記憶があります。
ニューヨーク(マンハッタン)からは非常に多くの競馬場にアクセスできます。サラトガ・ベルモント・メドウランズ・モンマスパークなど、ニューヨークに行ったらぜひどこかで競馬をしてきたいですね。

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