ベルモントパーク競馬場はアメリカ・ニューヨーク近郊にある競馬場です。 アメリカ三冠の最終戦、ベルモントステークスはもちろんこの競馬場で行われます。 |
ベルモントパーク競馬場へは、電車で行きました。 マンハッタンの「マジソン・スクエア・ガーデン」(バスケットボールのニューヨークニックスのホームグラウンドです)の地下にあるPenn. Station(ペンステーションというと通じるのですが、正式にはペンシルバニアステーションです)から電車が出ていますのでそれに乗ります。アムトラック(Amtrak)ではなくLIRR(Long Island Rail Road)に乗ります。開催日にはBelmont Park行きの電車があり往復切符も売っています。直通が出ていないときは途中の「Jamaica」という駅で降りるとバスがあるようですが、私は降りたことがないのでどんなものかよくわかりません。 電車に乗ると約30分ほどでベルモントパーク競馬場駅に着きます。駅からは通路が競馬場につながっています。 ニューヨークの地下鉄に乗って途中でLIRRに乗り換えられる駅があったと思いますのでそのような行き方もあると思います。 LIRRの電車はそんなにたくさん走っているわけではないので、帰りの電車の時刻表は必ず確認しておきましょう。 |
★地図★ |
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チケット売り場 行き先・時刻案内 |
往復チケット |
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★住所★ Belmont Park 2150 Hempstead Turnpike Elmont, NY 11003 |
をご覧下さい。 |
ベルモントパーク競馬場に行きました。 この日はブリーダーズカップ開催日でした。 Penn Stationから乗った電車は結構混み合っていて、さすがBCの日だと感じられました。 電車は約30分でベルモントパーク競馬場に到着します。駅からは通路を通って直接競馬場スタンドに行くことが出来ます。 |
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全景 |
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スタンドはかなり混んでいました |
いよいよこの出張のメインイベントの日です。 この日は電車で競馬場に到着したときにちょうど2レースが走っているときで、すぐにBCのGIが8レース行われるという状況でした。 競馬場について、あらかじめ買っておいたチケットを出してさっそく中へ。入り口ではテロ事件の影響のため、手荷物検査が行われていて、バックなどを持っている場合は確認されていました。 |
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プログラムを買って早速馬券を買うことに。 まずはディスタフ。まずは元々予想していた馬(エクソジェナス・フルート・スペイン)をExactaの3頭BOXで購入。時間もないのでスタンドへ移動して本馬場入場を見ていると3番のエクソジェナスがスクラッチしてしまい、このレースの馬券はフルートースペインの1通りのみとなってしまう。 まあ最初だからいいかと思いながらレースを見るが、結果は伏兵のアンブライドルドエラインがかち2着にスペイン。フルートは結果的に7着と惨敗してしまいました。店長の馬券もまずはハズレ。Exactaは133.50ドルの配当。まあ次に期待。 |
スタンドからコースを見る |
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パドックにもお客さんが多数 |
次はジュベナイルフィリーズ。 ユーが人気を背負っており、確かに強そうなユーも含めてソフィスティキャットとインペリアルジェスチャーの3頭のExactaとTrifectaを購入。 で、結果はテンペラが勝ち、2着にはインペリアルジェスチャーがきたものの馬券はハズレ。 ユーは結局4着。まあ2歳牝馬だからこういうこともあるかという感じ。 Exactaが768ドルもつく。うーん、いつもの調子が出てきたか・・・。逆パーフェクトがちょっとちらつくも気を取り直して次に。 |
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さて次はマイル。ここからはPick6もあって、特に今回は予想大会の参加賞に馬券をと思っていたので慌しく馬券を購入。同行したニューヨーク在住のGOROさんが後ろに並んでたお客さんに「たくさん買ってるからちょっと時間がかかるかも・・・」と説明してもらい、何とか購入を終了。 さらにいろいろと写真を撮ったり自分の馬券を買ったり、さらに頼まれてた馬券を買ったりしてかなり忙しい。自分の馬券を決めても慌しく買ってるのでつい3頭BOXなど勝負しきれない馬券を買ってしまう。 自分の馬券は元々予想していた通りトライアルの実績からバルローヤルとフォービドゥンアップル、さらにノベーアを入れて3頭で購入。ExactaとTrifectaも購入。 さて結果は、バルローヤルが抜けて2着にはフォービドゥンアップルが入る。 やった!今回のBC初当たり。逆パーフェクトを阻止し、Exactaの配当は105.50ドルとまずまず。3着にノベーアがはいればTrifectaも当たりだったがまあなかなかよい結果。 |
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パドック |
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まずは1つ当てて気を良くして次はスプリント。実績馬のコナゴールドとコーラーワン、さらにスウェプトオーバーボード、あとは何の根拠もないのですが同行のGOROさんと意見が合ったフックアンドラバーの4頭で購入。 でも結果はスクウィートルスクウィートが勝ち、2着にはエクストラヒート。全然違う結果となりました。 Exactaは290ドルとこれまた高配当。ディスタフからはじめてまだ1番人気の勝ちがない。BCってこんなに荒れるもんだったかなぁ?とちょっと思いながら次へ。(同行のGOROさんは「もう本命は来ない!」と言い切っていた!(笑)) |
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さてさて次はフィリーアンドメアターフ。ここでは当店の予想大会でも大人気だったライラニが出走。どうも荒れている1日だとこのあたりで本命がきそうな気がしてライラニ・インフランズレジェンド・スプークエクスプレス・モトジャステの4頭で馬券購入。 結果はまたまた本命がこけて、バンクスヒルが勝ちました。2着には買ってたスプークエクスプレスがきましたが、またまた馬券はハズレ。Exactaは229ドルとこれまた高配当。 印象としては秋開催の中山競馬場に行って散々なめにあったようなかみ合わない結果。まあマイルが当たってるので逆にいえばなかなか偉いのかも・・・などと勝手に納得しながら次へ。 |
サーキー |
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ガリレオ |
ペースが掴めない中、どんどん進んでいく感じで次はジュベナイル。 ジュベナイルもこれまた大本命のオフィサーが出走。まあそろそろ本命が来るのかなあとかなり弱気になりオフィサーも含めて購入。 結果はまたまた本命がこけて、勝ったのはヨハネスブルグ、2着はリペント。Exactaは530ドルとこれまた高配当。こんなふうになってくるともうなにを買ったらいいのか全然分かりません(笑)。 店長の馬券は3着にはいったシフォニックが唯一絡んでいた程度でした。 |
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さてさて完全に翻弄されて、マイルが当たった浮きもすっかり使い果たしてしまいましたが残りは後2レース。次はターフです。このレースの本命はクラシックに出ると思われていたファンタスティックライトがターフに出ることになりこれが人気を背負っています。受けて立つアメリカからはウィズアンティシペーションなどこれもなかなか強そう。今度こそ本命がくるのか、はたまた今回も荒れるのか、もうかなり分からなくなってきました。で、決断ですがゴドルフィンのセブンスターで指名したファンタスティックライトを信頼して買うことにして、他にはウィズアンティシペーション、クワイエットリゾルブなどを購入。 結果はここで初めて1番人気のファンタスティックライトが力強く勝ちました。で、2着はイギリスのセントレジャーを勝ったミラン。店長の馬券はと言えばファンタスティックライトはあるもののミランが全然なくてハズレ。 ふーん、なんとひどい仕打ちだ・・・(笑)。 |
アプティチュード |
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ティズナウ |
まあ泣いても笑っても残り1レース。最終レースはクラシックです。今回はヨーロッパからガリレオとサーキーが出走しています。アメリカからはアプティチュード・アルバートザグレイト他、昨年のクラシック勝ち馬ティズナウも出走しています。 さてさてこのレースですが、予想能力がすり減らされてきた店長の最終決断は、「ヨーロッパ」ー「ヨーロッパ」の馬券と、アメリカの上位4頭BOXということに決めました。アメリカの2・3番手の馬たちも充分勝機はあるでしょうが、ヨーロッパの馬が格が違ったという結果も充分考えられるという勝手な論理で決めました。 |
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で、レースの方はサーキーがいい感じであがってくるも、内を行った昨年のクラシック勝ち馬ティズナウが抜けて勝ちました。2着は凱旋門賞馬サーキーで、「アメリカ」ー「ヨーロッパ」のワンツーでした。店長の馬券はもちろんハズレ・・・。まあよく言えば(?)1着3着というものでした。(この2頭だったら相当おいしい馬券だったのに・・・) あのシガーですら成し得なかったクラシック2連覇をしてしまうとは恐れ入りました。でもこのレースの前の成績はそんな感じではなかったんですがね・・・。BCは毎年開催競馬場が違うので、2連覇といっても色々と条件が違うのですが・・・まあ言い訳がましいですね(笑)。ティズナウおめでとう! アメリカ人はやっぱりアメリカの馬が勝つのがいいみたいで、ティズナウが抜けた時には大声援が起こってました。 |
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つわものどもが夢の後・・・?(最終レースが終わった後のスタンド) |
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ということでこの日はBCの8レースをたっぷり堪能させていただきましたが、結果はマイルの1レースが当たったのみで、他は完全に翻弄された結果となりました。それにしてもこんなに荒れたBCは初めてです。後日行ったケンタッキーの牧場のお姉さんもBCに行ったらしいのですが「あんなことは珍しい」といってました。まあ店長としては逆パーフェクトをしなかったのでよしとしたいと思います。 | |||
帰りの電車までの通路・・・大混雑 |
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ということでこれでBCも終了し、電車でマンハッタンに帰ることにしました。この混雑の中、電車に乗ったら座れたのでラッキーと思っていましたが、次のジャマイカ駅で終点になってしまいました。で、次に来た電車に乗り換えようと寒いホームで待っていたら次の電車も満員。この電車も競馬場から来たものらしい。じゃあ後の電車でも一緒だったんじゃないかーと思いながらその電車に乗ろうとするも、日本の朝の通勤ラッシュより混んでいる感じで、結局かなりの人が乗りきれずに次の電車を待つことになりました。ニューヨークは日本よりも寒く、風も結構吹いていたためホームの上はかなり寒い感じでした。次の電車がすぐ来たためそれに乗って帰りました。 戻ったところでタイ料理屋さんで残念会をした後、アッパーウエスト105丁目あたりにある「Smoke」というジャズのお店に行ってピアノトリオのジャズを聞いてきました。競馬でうちひしがれた心をジャズに癒してもらってご機嫌でホテルに帰りました。GOROさん、いろいろ案内してくれてありがとうございました。またニューヨークに行ったときはよろしくお願いします。 ジャズは本当にとってもよかったです。まあ出演者にもよるのでしょうがおすすめです。ライブの行われる時間は、日本から行くと時差ボケの影響でかなり眠い時間ですが・・・店長もライブの途中で少し寝てました(笑)。 翌日は早朝の飛行機でケンタッキーのルイビルへ移動し、チャーチルダウンズ競馬場に行きました。 |
店長はこの競馬場に以前も数回行っていますが、何年も前の「スーパーサタデー」の日が最後に行った日です。 電車(LIRR)で1本で行けるのでこれは便利なのですが、途中の駅で何分も止まっていたり、帰りは発車してすぐ(駅ではないところで)止まってしまい、なかなか進まない電車でした。車内は同じ目的の人ばかりなので、日本と同じ競馬場行きの電車の雰囲気でした。行きは競馬新聞とにらめっこで予想をしていて、帰りは反省会といった感じでした。 ベルモントは非常に大きくきれいな競馬場だったというのが私の印象ですが、お客さんが少ないということも同時に感じました。 また、ほとんどの窓口が自動購入機での馬券販売となっていますが、なぜか開いている窓口が少なく締め切り前には長蛇の列でした。お年寄りがゆっくり買っていると後ろから「早くしろよー!」みたいなことを言われてました。 私が行った時はあの「シガー」が走った日で、やっぱり強い勝ち方をしてました。思わずシガーのポスター(確か$100だった)を買って帰ってきてしまいました。 ニューヨーク(マンハッタン)からは非常に多くの競馬場にアクセスできます。サラトガ・アクエダクト・メドウランズ・モンマスパークなど、ニューヨークに行ったらぜひどこかで競馬をしてきたいですね。 |